突き詰めても、突き詰めても、つまりは不完全性思考
by hirokira1
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2004年 05月 18日
続・責任の取り方・取らせ方
昨日の続き。

小沢氏の出馬辞退は単に「責任をとる」ということではなさそうだ。
あちこちで言われているような小泉首相との「差し違え」説も現実味がない。
これらの事象は、年金問題を「辞める」「辞めない」で判断する発想が既に行き詰まっていることを示している。

ところで、突然話が飛んで・・・
半年ほど前、あるコラムニストのコラムに事実誤認があったとかで騒動になったことがあった(話、飛びすぎ^^;)。
某大手新聞のサイト上での事件だったので、あちこちのサイトや掲示板で非難が飛び交ったらしい。
今でもネット上のあちこちにその時の騒動の痕跡が残っている。
まだ覚えている人もいるかも知れない。
ただ、ここでは殊更に特定はしない。する必要もないだろう。

コラムニストが自分のコラムの事実誤認に対して責任を追及されるのは当然だ。
しかしこの時のミスで実害を被った人がいたかと言えば、恐らく皆無。
「うっかり引用してたら間違った情報のせいで社会的信用を失うかも知れない」、と主張する人がいるかもしれないが、それこそちゃんと裏をとらなかったその人が悪い。
彼に対して「辞める」ことを迫ったり、ましてやコラムニストとしての存在自体を否定するのは、やりすぎだと思う。

一方、この件に対するコラムニストの謝罪文・弁明文も元の記事と同様、今読むことはできない(同じくネット上に痕跡は残っているかも知れない)。
騒動が起きてからしばらくは掲載されていたが、間もなく削除されてしまった。
本人のウェブサイトでもバックナンバーを読むことが出来るが、やはりその分は欠号になっている。

何であれ文章を書くに当たっては、それぞれの事実に対してはそれなりの取材=裏付け作業が必要だ。
もっとも、その文章が求められるクオリティによって、求められる精密さは異なる(ちなみにここの日記は・・・引用する時は、裏付けは各自で取ってね^^;)。
この件の場合、求められる精密さは相当に高く、また明らかにその要求を満たせなかったのだから、何故それができなかったのか、本来どこまで裏を取るべきだったのかを具体的に示した上で、「ごめんなさい、以後気を付けます」というのが、今後もコラムを書く者としての「責任の取り方」だったはずである。

私は、今でもそのコラムニストのコラムを読ませてもらっている。
なんといってもタダで面白い話が読めるのだ。ありがたいと言うほかない。
これからも面白いコラムを書いていって欲しい。すくなくとも責任をとって「辞める」よりよっぽど生産的だ。
ただし、例の件の顛末については、改めて文章にまとめて、ネット上に公開して欲しいとも思っている。
その方が、多くの同じ危険性を抱えている物書きにとって有益なはずだし。
そしてその方が、頭ごなしに否定してかかるよりは、よっぽど生産的な「責任の取らせ方」と言えるだろう。

さて、本題に戻る(忘れるところだった・・・^^;)。
年金問題に限らず、我々日本人の問題点は、このような「責任の取らせ方」に不慣れなところにあるのではないかと思う。
大学生の冬山遭難事件でも、イラク人質事件でも、そして年金問題でも、そういう意味では同じだったような気がする。
過失に対して責任を追及するのは当然だ。しかし殊更にバッシングしたり、排除したり、否定したりすることで、日本人はその過失から得られる多くの「果実」をみすみす失っているのではないだろうか。

小沢氏の出馬辞退について言えば、彼自身の政治的判断ということなのだろうが、それと同時にこのような日本社会のあり方に対する、彼一流の「皮肉」がきっと含まれていると思う。

国会議員にとっての「責任の取り方」は言うまでもない。
直ちに全ての議員の納付実績を公開し、未納・未加入に対しては謝罪する。
欠陥だらけの今の法案を撤回、どこかの議員のように未納を「制度のせい」にしなくて済む法案を練り直す。
もちろん、議員年金の廃止と、年金の流用疑惑の解明と一掃は急務である。

そして、未納を「制度が悪いから」とのたまいながら平気で欠陥法案を押し通そうとする議員どもに今度の参議院選挙、そしていずれやってくる衆議院選挙できっちりと「落とし前」をつけさせること。
これが、我々一般国民にとっての「責任の取らせ方」だと思う。
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by hirokira1 | 2004-05-18 21:46 | Cafesta過去ログ
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