突き詰めても、突き詰めても、つまりは不完全性思考
by hirokira1
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2005年 03月 24日
リンク先勝手にレビュー(6) Internet Archive
しばらく留守にすることになりました。

まだいくつもレスを書いてない書き込みをいただいていたり、全然「足跡返し」も出来ていない状態で、何とかしてから出発したかったのですが、もはやタイムアップです・・・。

残っている分は帰着後出来るだけ早めに返事したいと思っていますので、しばしお待ちをいただければ幸いです。

で、次に書く予定だった「Internet Archive」についてなのですが、とてもまともに書く余裕もないので、ひとまず参考URLの一部だけ挙げておきます。



「インターネット・アーカイブ」代表、ブルースター・ケイル氏(43)に聞く~アサヒコム・ネット最前線 サンノゼ発 より

(上)人類のすべての知識をオンラインに
(参照→http://www.asahi.com/tech/sj/kahle/01.html

(中)低コストのスパコンでデータ保存
(参照→http://www.asahi.com/tech/sj/kahle/02.html

(下)「長すぎる著作権保護の被害者は、我々の子どもたちだ」
(参照→http://www.asahi.com/tech/sj/kahle/03.html

これだけでも十分と言えば十分なんですけどね。

では、とりあえず行ってきます(^^)/~~


 ↑ 【以上、2/27 7:46 にアップした内容】
--------
 ↓ 【以下、3/24 0:35 に追記した内容】


昨晩、ようやく戻ってきました。
随分と留守にしていたにもかかわらず、このアクセス数は一体・・・。
素直に喜ぶべきとは思いますが、「足跡返し」することを考えると、気が遠くなりそうです(苦笑)。

約一ヶ月、日本のテレビもネットもほとんど見ていないのですが、いろんなことがあったようですね。

ネット上に限定してこれまでに書いたことでいうと、「記者ブログ」を書いていた一人のガ島通信さんが記者をやめたとか。
(参照→http://blog.livedoor.jp/zentoku2246/archives/15497847.html

これは随分と衝撃的なニュースだったらしく、様々な反響があったようです。
「ネットは新聞を殺すのかblog」の湯川さんのこんな文章、それに対するトラバ・レスの数々を見ても、如何に彼が愛されていたかがわかるというものです。
(参照→http://kusanone.exblog.jp/1716355

ま、ブログやめるわけでもなさそうだし、その意味では心配しなくてもよさそうですけれどね。

それから、忙しいはずの内田センセはどんどん大ネタを振っているようで。
日本社会のこれからを考える上で極めて根源的な問題を、こうもわかりやすく切り取ってみせるというのは、やはりさすがというべきでしょう。
こちらについては、そのうち改めて考えてみたいと思っています。



さて、本題。

日頃わかりやすく文章を書いていないせいで、書く前から既に警戒されているようですが(^^;)、今回の話は極めて単純明快ですので、ご安心を。

ネットサーフィンをしていて、リンク先のページがなくなっていたり、移転していたりという経験は、誰にでもあると思います。
これまでは当たり前に見ることができたページが突然消えてしまう・・・サイトのオーナーにもいろいろ事情があるのでしょうが、なにはともあれ困ったものです。

そこで取り出しましたるはこの「Internet Archive」。(パンパン!)
(参照→http://www.archive.org/

英語のページといっても怖がることはありません。
「WayBackMachine」のロゴの右側にあるボックスにリンク先のURLをコピペして、「Take Me Back」のボタンをクリックすれば、あら不思議。(パンパンパン!!)
「Search Result for ...」という表とともに過去の日付が出てくれば、その日に戻って、そのサイトを再び訪問することができるのです。

いわば、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のデロリアンに乗ってウェブ上をタイムトラベルするという感覚でしょうか。

他にも上記のアサヒコム記事にも紹介されているようにいろいろなアーカイブがつくられているようですが、まずはこれだけでも「Internet Archive」の世界を十分に堪能することができます。

どうです?簡単でしょ?


ただ、この「サンノゼ発 asahi.comニュース」、アサヒコムの中でもなかなか秀逸なコンテンツだとは思うのですが、改めて読み直してみるとやや説明不足かな?という部分があるようです。

この記事の中では、「約100日」で消えるとも言われたウェブ上の「陽炎(かげろう)のような情報の宇宙を丸ごと、コンピューターのハードディスクに保存する」ことによって、「すべての人智への開かれたアクセス」を保障しようとする「Internet Archive」の理念を紹介しています。

しかし、なぜそんなことが大切な仕事として評価されうるのか、それによって私たちがどのような利益を得ることができるのか、といったことについてはあまり書かれていないようです。

あるいはアサヒコムの読者には言うまでもなく分かり切っていることかも知れませんが、念のために蛇足を加えておくことにしましょう。


コンピュータやインターネットなどのデジタル技術の進歩によって、私たちは以前よりずっと簡単に自らの「創作物」を創りだし、極めて安価にそれを外部に向けて発信することができるようになりました。

ただしそうした「創作物」は、それを「創作」した人が一から十まですべてオリジナルの材料を集めて独力で創り上げたものかというと、まずそんなことはあり得ません。
文章であれば、大抵はそのテーマを理解するために関連する一次情報を土台にする・・・すなわち、それ以前に書かれた別の文章を参考にしたり、場合によっては引用したりするのが普通です。
絵や音楽などは稀に自作できる人もいるでしょうが、大抵の場合は他のところから借りてくることになるでしょう。
リンク集は「創作物」とは言い難いでしょうが、現在のウェブサイトでは外部のどのページへリンクするかということも、そのサイトを評価する上で重要な「メッセージ」となり得ます。

つまるところ、他の創作物がどれだけ利用しやすいか、どれほどアクセスしやすいかということが個々の創作活動の前提になっており、そうして創られた創作物を共有することによってさらに豊かな文化が構築される、というわけです。

いかなる創作物も、"100%オリジナル"などということはあり得ません。

個々の創作物はそれまでの創作物の積み重ねの上に成り立っていますし、全体としての文化もやはりそんな創作物の積み重ねによって支えられています。

そうやって創られつづける文化の山から、たとえやむを得ない事情とはいえ、どんどん根っこの土(=創作物)が削られ(=リンク切れし)続けるとしたら、どうなるでしょうか?
せっかく積み上げられた山(=文化)は、まさに砂上の楼閣のように崩れ落ちてしまうであろうことは、想像に難くないでしょう。

そうならないように、多少土が削られても影響が最小限で済むように、絶えず文化の山の地盤を固めつづける。
「Internet Archive」がウェブ上のページを保存して常に閲覧可能な状態にしておくというのは、そんな地味だけれどとても重要な仕事なのですね。


その一方で、これもやはりアサヒコム記事に書いてあることですが、「Internet Archive」の仕事は昨今話題になっている著作権問題とも密接に関わってきています。
このコピーライトの問題は実は以前に紹介した白田センセの御専門でもあるのですが、これまたいろんな意味で重要な問題ですので、しばらくはこれに関連するテーマについて考えてみたいと思っています。
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by hirokira1 | 2005-03-24 07:46 | Cafesta過去ログ
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