突き詰めても、突き詰めても、つまりは不完全性思考
by hirokira1
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2004年 09月 09日
今こそカープを語ろう!
しばらく頭を使う話が続いてしまったので、今日は頭を使わない話を(笑)。

プロ野球界の再編問題と選手による史上初のストを巡って、大騒ぎになっていますね。

近鉄とオリックスの合併が臨時実行委、そしてオーナー会議で承認されましたが、その議決の際、「地域の理解が得られない」として唯一棄権をしたのが、広島東洋カープでした。

広島東洋カープ・・・よくよく考えると非常に不思議な球団です。





現時点での首位打者と打点王を擁しながら、いつのまにか最下位を独占してたり(まあ、投壊ですから・・・)。
経営基盤も観客動員数も最低クラスなのに、ファンタジーベースボールなら一番人気間違いなしの戦力を抱えてたり(首位打者と打点王合わせて4000万にも満たない年俸ですからねぇ・爆)。
ちなみにファンタジーベースボールについては、例えば次のURLでどうぞ。
(参照→http://playoffbaseball.fsjsports.com/rules/jintro.html

一言で言ってしまえば、プロ野球界唯一の独立採算制をとる(つまり親会社のない)、地方都市を基盤としたお金のない市民球団、というところでしょうか?
この球団がどうして「地域の理解」のために他球団のオーナーたちとは異なる行動をとったのか、それを知るために最適なサイトを紹介しておきましょう。

「特集 カープ50周年」=中国新聞サイトより
(参照→http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/50y/index.html

この中でも特に、「われらカープ人」というコーナーがお勧めです。
創設当初の吹けば飛ぶよな弱小貧乏球団の頃から、それぞれ体を張ってこの球団を守り抜いてきた「普通の人々」のエピソードが集められています。

資本金すら集められず、一度は吸収合併が決定されながらも「後援会」と「たる募金」でその決定を白紙に戻してしまった話。

無理矢理自宅を「選手寮」にさせられ、財産を削りながら選手たちを養ったという話(新撰組に居座られた八木家状態ですな。もっとも日本語には「居座り強盗」というより的確な表現もありますが・笑)。

チーム強化のため、一千万円の獲得資金募金と“ラブレター”作戦でスター選手を獲得した話(今のお金だと何億くらいでしょうか・・・)。

他球団に奪われそうになったエースを取り戻すために単身“敵地”に乗り込み、一歩もひるむことなく直談判して連れ戻したおばちゃんの話(私はこの話を読むたびにうるうる目になってしまうのです。もはやパブロフの犬状態・爆)。

あとどこに書いてあったか忘れちゃいましたが、遠征費が届かなかったため危うく徒歩で甲子園まで「遠征」しそうになったという、荒唐無稽な話すらあります。

こうしてみると、とても「普通の人々」に出来ることとは思えません。
ホントはおとぎ話なんじゃないか、というくらい無茶苦茶な、もとい強い意志を感じてしまいます。

カープ創設当初のセリーグは、露骨な「カープつぶし」の方針を打ち出していました。
資金もなく、有力な選手にも乏しいカープが消滅することなく生き残ることができたのは、一つの奇跡と言っても過言ではありません。

ここのサイトでも「カープは広島の文化」と言い切れてしまうのは、そうやって市民ぐるみで球団を守り抜いてきた自負からなのでしょう。
今回の球界再編問題に対しても唯一地元ファンの意向に配慮した、いや配慮せざるを得なかったというのは、そういう背景があってのことだと思います。
この球団は地元ファンの信頼を失えば、間違いなく消滅します。
今回の行動も「異を唱えた」というほど強いメッセージではありませんが、そんな危機感がひしひしと伝わってくるように思えるのです。

地元ファンの信頼を失えば存立が危うくなる・・・どの球団でも当たり前のことのような気がするのですが、他の球団はそうじゃないんでしょうかねぇ?

今回の騒動がどのように決着するのか、まだまだ予断を許しません。
ただ、これまで当たり前のように言われてきた「野球は日本の文化」という言葉が本当なのかどうか、この結末如何で明らかになることだけは間違いありません。
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by hirokira1 | 2004-09-09 22:37 | Cafesta過去ログ
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