突き詰めても、突き詰めても、つまりは不完全性思考
by hirokira1
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2004年 06月 27日
ネット時代の「紅白」〜「こんなメディアでした」より
今週は「こんメディ」のおかげでいろいろと書かせてもらうことができた。
面白い文章はいくらでもあるのだが、この調子だときりがないなぁ・・・。

というわけで、第246回「ネット時代の「紅白」」で、ひとまず打ち止めにしようと思う。
(参照→http://homepage.mac.com/konmedi/2000_12_31.html

概要は、ネット上のファイル交換ソフトにまつわる問題とその解決の糸口を、事もあろうに「紅白歌合戦」から読みとろうというもの。
最先端の、これからの課題としての技術と「古きよき時代」の日本の象徴的番組の取り合わせ。
それだけでも、私などには十分に面白い構成になっている。
まあ、取り上げられているファイル交換ソフトがWinnyでなくてNapstarというあたり、時の流れを感じてしまうのだけれど。

ただし、「こんメディ」の主は、そういったファイル交換ソフトがもたらすデジタル化、ネットワーク化の問題にはあまり重きを置いていない。
音楽を「入れ物」(=レコードやCD)に入れて売ろうが、「音楽の中味」(=デジタルデータ)のままで売ろうが、「流通量と歌手の収入が比例する関係」、つまりは「たくさんバラまかないと歌手は儲からない」というシステム自体は変わらないじゃないか、というわけだ。
で、そのシステムがどう変わりうるか、という本題に入っていくのである。
この続きは、やはり本文の方を読んでいただいた方がいいと思う。

この「たくさんバラまかないと歌手は儲からない」というくだりを読みながら、ふと思い出したことがあった。
「違法コピー」による著作権侵害を防ぐためという名目で導入された、コピーコントロールCD(通称CCCD)のことである。
最近は「レーベルゲートCD」なるものもあるそうだが、基本的には同じ代物と考えてよいらしい。
詳しくは、例えばこのサイトあたりが参考になるだろう。
「C堂7」CCCD特集
(参照→http://park10.wakwak.com/~cik/cccd/

いろいろと問題があるらしいのだが、使用する際の問題に絞ってまとめると以下のようになるらしい。
・再生できないプレイヤーが(非常に)多い。
・音質が低下する。
・プレイヤーにかかる負荷が大きく、機器の寿命を縮める(恐れがある)。
基本的に、CDプレイヤーのメーカーで、CCCDの動作を保証しているところは、私が見た限りでは、ない。
もっと正確に言うと、CCCDは正規のCD規格でもない。
あちこちのサイトで「CDもどき」とか「偽銀盤」とか呼ばれているのは、そのせいである。

一部のCDレーベル会社が強力にプッシュしているが、実は当のミュージシャン達にも随分評判の悪い代物らしい。
特に音質の低下は、ちょっと本格的な機器で再生すると歴然だとか。
これで従来のCDと同じ金額で売る神経、私には到底理解できない。

CCCDの問題を見ていくと、「こんメディ」の主が注目している以上にはっきりと、音楽業界の問題点が見えてくるような気がする。
要は「たくさんバラまかないと儲からない」システムにこだわっているのは、およそ音楽をつくるミュージシャン達でなく、「入れ物」で儲けるレーベル会社らしいということだ。

これからの音楽ソフトをCCCDにしなければ、これからの音楽文化が衰退するなどというのは、まず間違いなく嘘っぱち。
少なくとも、著作権法で保証されているような個人使用にかかわる複製の権利を侵害してまで許される手段とは思えない。
もしかしたら既にCCCDをお持ちの方も少なくないかも知れないが、私自身は今後も一切買うつもりはない。
これ以上、このような「CDもどき」が広まらないことを、心から願う。

随分、本筋から話がそれてしまいました・・・(^^;)。

参考までに、リンク集にも登録してある団藤氏のサイトから、関連記事を挙げておきますね。

第63回 「若者・流行歌・音楽文化と著作権」
(参照→http://www.dandoweb.com/backno/990121.htm
第127回 「音楽産業は自滅の道を転がる」
(参照→http://www.dandoweb.com/backno/20021121.htm
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by hirokira1 | 2004-06-27 20:00 | Cafesta過去ログ
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